こんにちは!YOSHI32です!!

昨日、私はごく普通に、それはもう平穏無事にパソコンに向かって一生懸命作業をしていた。
そう、ごくありふれた、どこにでもある平和な夕方のことである。

だが、その平穏は一本の電話によって、音を立てて崩れ去ることになる。

ちょうど悪いことに、私はある仕事の電話を待っている時間帯だった。
スマホが震えた瞬間、私は「おっ、来た来た!」と、1ミリの疑いも持たずに通話ボタンを押してしまったのだ。

これが、すべての間違いの始まりだった。

スピーカーから聞こえてきたのは、地響きのような、ちょっと低めで、いかにも「修羅場をくぐってきました」風の怖そうな男の声。

「もしもし、お時間よろしいですか?」

私「はい?」

「私、警視庁捜査2課の『さとう』と申しますが……」

「〇〇さん(本名)の携帯で間違いないでしょうか。」

ええええええええええええええええええええええええええ!?!?!?

な、なぜ本名を知っている……!?!?!?

しかも私の名前、ぶっちゃけかなりの難読漢字である。
初対面の人間には99%まともに読まれない呪われた名前(失礼)なのだが、その「さとう」と名乗る男は、一言の淀みもなく、完璧に、美しく私の本名をナレーションしてきたのだ。

私「は、はい、そうですが……何でしょうか?」

(ヤバい。俺、何か悪いことしたっけ?
昨日コンビニで買ったおにぎりの消費期限が1時間切れてたのを見逃した件か? それともネットで変な動画見たのがバレたか!?!?)

脳内をマッハ5で駆け巡る冷や汗。しかし、男の口から出たのは、そんな可愛い罪ではなかった。

さとう「〇〇さんね、今回、兵庫県警の方から警視庁に捜査協力ということで話がありまして。あ、電話切らないでくださいね。電話を切ったりすると、すぐに『緊急逮捕』させていただくことになります。

キ、キンキュウタイホオオオオオオオオ!?!?!?

ちょっと待て!!会話開始30秒で前科者確定ルート入ったんだが!?!?

さとう「今回はですね、兵庫の事件について、あなたが『容疑者』として挙がっているんですが、なにか身に覚えありませんか?」

私「いえ、全然わかりませんが?」

さとう「〇〇さん、『おだゆうじ』という者についてご存じないですか?」

私「いえ、知りませんが?(大捜査線的なアレか?)」

さとう「実はね、ここからは捜査上の秘密があって詳しくは言えないのですが、振り込め詐欺の事件で、この『おだゆうじ』の自宅を家宅捜索したときに、あなた名義のキャッシュカードが出てきましてね。それが振り込め詐欺の受け取り口座として使われているということが分かり、あなたに現在、容疑がかかっています。身に覚え、ないですか?」

私「全然ないですね(断言)」

さとう「そうなんですね。ただね、現在容疑がかかってしまっているんですよ。なのでね、これから本日、兵庫県警に出頭していただきたいのですがね。荷物をまとめて。いけますか?」

無理に決まってんだろ今夕方だぞ!!!!!

私「急に言われても無理ですね。警視庁じゃダメなんですか?」

さとう「私は協力して電話をかけているだけなんで、兵庫県警でないとダメです。」

私「そうなんですね。」

さとう「そうなんです。ということで、本日、兵庫県警に行っていただきます。ただ、そこで逮捕されて 20 日ほど抑留される可能性はあります。

20日!?!?
会社は!?ブログは!?俺の人生はどうなるんだよ!?!?

恐怖でパニックになりかける私の耳元で、男はついに、牙を剥いた。

さとう「それは困りますよねえ。ですよね。ただね、〇〇さん、『私たちも鬼ではないので、便宜じゃないんですけどね……』

……ん?
いま、なんつった??

「 便宜 」 ?????

日本の警察官が、容疑者に対して電話口で「便宜を図る」なんて言葉を使うか???

その瞬間、私の脳内の名探偵が覚醒した。
これ、テレビで見たことあるやつだ。このあと「お金を振り込めば逮捕を免れる」とか言い出す、アレだろ!!!!!

私は、一気に冷え切った声で、男の言葉を遮った。

私「あの、さとうさん?」

さとう「はい?」

「あなた本当に警察官ですか? 何か証明できます?」

一瞬の沈黙。

さとう「できますよ」

ガチャッ、ツーツーツー……。

切ったアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!

証明できるって言った直後に最速で切りやがったァァァァァ!!!
お前が緊急逮捕されてんじゃねえかバカヤロウ!!!(激怒)


【110番通報】本物の警察に「警視庁捜査2課のサトウ」の件を確かめてみた

心臓がバクバクしながらも、私は即座に110番して本物のおまわりさんに事の顛末をぶちまけた。

本物のおまわりさん曰く、
・「兵庫県警を名乗る不審な電話」は、最近めちゃくちゃ流行っている王道の手口。
・そもそも、警察官が個人の携帯電話(スマホ)から容疑者に電話をかけることは絶対にない。
・今後、携帯番号から警察を名乗る電話が来ても、100%詐欺だから即座に無視してOK!!!

とのこと。
あー、マジでびっくりした……。

どれくらいびっくりしたかっていうと、電話終わったあと、私の腕についているスマートウォッチ(Fitbit)が、

「警告:あなたの心拍数が150を超えました」

って通知してきたレベル。

激しい運動もしてないのに、デスクに座ったまま全力シャトルラン並みの負荷をかけられた私の心臓の気持ちにもなってほしい。スカム野郎め、絶対に許さん。

💡対策まとめ:警視庁や兵庫県警を名乗る「携帯からの電話」は100%詐欺!

  • 「緊急逮捕」「本日出頭」というパワーワードに絶対にビビるな!
  • 相手の電話番号が「携帯番号」だったらその時点で100%詐欺!
  • 怪しいと思ったら「警察の証明」を求めるか、一旦切って110番か「#9110(警察相談専用ダイヤル)」にダイレクトアタックせよ!

みんなも本当に気をつけてね!!!
以上、現場からさいたままがたまがお送りしました。つかれたにゅ。